募集要項
2010年度入職

堂本 祐衣

Domoto Yui

病院部
経営企画課

医療支援

今の私の仕事

よりよい病院を目指して、若手の医師や看護師といっしょに、新たな企画を模索する日々を送っています。

経営企画課は、よりよい病院経営を目指して、さまざまな取り組みを考える部署です。病院を経営するためには、まず、自分の病院を知ることから始まります。どんな症状の患者さんが多いのか、患者さんの入院日数はどれくらいか、などの情報を集めます。情報が集まったら、過去からの推移や、他の病院と比較をして、今の経営状況がいいのか悪いのかを分析します。得られた情報や分析結果をまとめて、会議などで報告します。

分析をしていくなかで、他の病院よりも劣っていたり、過去の水準を下回っている部分が見つかることがあります。このような改善点を見つけて、改善案を提案していくのが、経営企画課で一番大事な仕事ですね。

ですが、病院というところは、医師や看護師といった、さまざまな職種が入り混じっています。自分が「これはいい」と思った改善案でも、別の職種の方からすると、かえって負担だけが増える場合もあります。なので、附属病院では、若手の医師・看護師・事務などが話し合う会議が開催されています。この会議は、月1回開かれていて、新たな取り組みを話し合う場所になっています。

この会議は、私が中心となって運営しています。新たな取り組みの提案や、関係部署との調整を行っています。会議当日の説明も、私がしているんですよ。この会議で「できる」と判断された取り組みは、すぐに病院長に報告します。病院長がGOサインを出せば、病院全体がこの提案に沿って変わっていきます。大きな組織が、自分の仕事を通じて変わっていくという経験は、とても面白い経験ですね。

大学職員を志した理由

学生対応以外にも、さまざまな経験ができる。社会貢献もできる。そんな大学職員の仕事に、魅力を感じました。

大学職員を目指したきっかけは、就職説明会に参加したことです。大学職員といえば、学生と窓口で話しているイメージしかありませんでした。ですが、今私がやっている病院経営の仕事など、さまざまな仕事があることを知りました。正直、仕事の幅広さにびっくりしました(笑)。

福井大学で働けば、さまざまな経験ができると思いました。そして、社会貢献を使命としている大学で働けば、自分も社会に貢献できると考え、大学職員として働きたいと思いました。

仕事で体験した最高の瞬間

医師や看護師が求めていたものを提供すること。彼らの役に立つ瞬間が、やりがいを感じます。

さきほど仕事内容でも話しましたが、若手が話し合う会議で、なるべく新しいものを提案できるよう、日々挑戦しています。病院部では、さまざまな研修があるので、なるべく参加して知識を得ています。

昨年のことですが、研修で学んだ経営分析ツールを、会議で取り上げました。このツールでは、黒字化するには、患者数がこれくらい必要などといった、具体的な数字を出すことができます。これを会議で取り上げたところ、医師から「こういうデータが欲しかったんです。」と言われました。自分の提案が採用されることもやりがいに感じますが、医師や看護師の役に立てる瞬間があると、とてもやりがいを感じますね。

これからの目標

「福井大学だから入りたい」と思えるような大学を作りたい。そんな環境づくりに携われる職員になりたいです。

世の中の医療ニーズは、常に変化しています。これに対応するため、病院の役割を明確にする動きが進んでいます。大学病院も、今後の役割を明確にしていかなくてはならないので、経営分析や改善がますます重要になると思います。経営改善に向けて、他部署の職員や、医師・看護師などと協力して、新たな取り組みを提案していきたいと思いますね。

将来的な目標としては、偏差値じゃなくて、「福井大学だから入りたい」と思ってもらえるような大学を作りたいです。より魅力的な大学を作るために、先生や学生が、研究や勉強に没頭できるような環境づくりを進められる職員になりたいと思います。

学生へのメッセージ

社会情勢は、日々変化しています。学生のみなさんには、ぜひ、社会に出たら何がやりたいのか、何ができるのかを考えてほしいです。そして、希望する仕事・就職先が見つかったら、今度は、就職後の目標を立ててみてください。

就職は、ゴールではなくスタートです。なるべく明確なビジョンを描くことで、自分に合った就職先を見つけることができると思います。それと、大学に限ったことではないですが、どんな仕事も同じことをしていては成長できません。常に新しいことにチャレンジする気持ちを大切にしてください。

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