安東 敬祐
Ando Keisuke総務部
敦賀キャンパス運営管理課
今の私の仕事
原子力事業は、文科省も注目している国際的な事業。文科省の職員や学外の先生と協同して仕事を進めています。
敦賀キャンパスは、国際原子力工学研究所の教員と原子力分野を学ぶ学生がいる、比較的規模の小さいキャンパスです。
敦賀キャンパス運営管理課は、敦賀キャンパスで唯一の事務部署。だから、業務内容は「総務」「財務」「学務」「研究支援」と本当に幅広いんです。いろいろな部署の業務をギュッと凝縮したようなイメージですかね。
私は主に、学務・国際交流と研究支援を担当しています。
学務や国際交流では、学生対応や授業の準備、留学生の受け入れなどの手続きを行っています。他のキャンパスと違って学生数が少ない分、学生1人ひとりに対して丁寧にサポートするよう心がけていますね。
研究支援では、原子力分野の将来を担う国際的な人材を育成する事業を行っています。教員だけでなく、学外の教職員や文科省の方など、さまざまな方と連携しながら仕事をしていきます。会議の開催を調整するのはもちろんですが、立場が違う方々と協働し、交付申請の準備をするなど、調整力が求められる仕事です。なかなかに難しいですが、やりがいもありますね。
大学職員を志した理由
自分自身が就職支援や奨学金の面で職員にサポートしてもらいました。人生を左右する大事な時期をサポートできることに魅力に感じました。
大学職員として働いている先輩から勧められたことで、大学職員という仕事を知り、興味を持ちました。
自分自身、大学生のときに就職支援や奨学金関係などで、職員の方から親身にサポートしていただくことが多くあったんです。また、大学時代はいろいろなことを経験し、とても実りある時間を過ごすことができました。貴重な大学生活に携わり、サポートできることに魅力を感じて、大学職員になることを決めました。
また、大学で県外に出たことで、福井県のよさを改めて感じることができ、福井県で就職したいという気持ちが強くなったことも理由の一つです。
仕事で体験した最高の瞬間
大学職員は、さまざまな部署に配属されます。その配属先には、必ず「面白い!」と感じるやりがいが、必ずあります。
実は異動して間もないので、まだ実績と呼べるものはないですが、やはり学生1人ひとりと向き合えるのは楽しいですね。留学生とかかわることもあるので、本当に幅広い経験ができています。
今の仕事は、原子力関係の人材育成事業です。これから7年間かけて、この事業を進めていきます。そのスタートに携われているのはうれしいですね。
異動前は、入試課にいました。入試と聞くと、試験監督のイメージが強いと思いますが、実は広報活動もしているんですよ。多くの人に、福井大学で学んでみたいと思ってもらえるように、工夫をこらした広報活動を心がけました。ちなみに、オープンキャンパスも広報活動の1つです。さまざまな取り組みが実って、編入学試験の志願者が数年ぶりに増えた時には、やりがいを感じました。
入試課でさまざまな経験をしましたが、異動した敦賀キャンパスでは、新たな経験ばかりしています。やはり、幅広い仕事があるので、同じ大学職員でも、さまざまなやりがいを感じることができますね!
これからの目標
今後大学は変化していきます。そのなかで、自分なりの考えや提案を発信していけるような職員になりたいです。
やはり、大学職員を志したきっかけでもある、学生と携わる仕事に魅力を感じています。現在の部署でも担当していますが、まだ異動してきたばかりなのでわからないことも多々あります。学務に関するあらゆる知識をつけて、学生にワンストップサービスを提供できるよう、スムーズな支援を行っていきたいです。
将来的には、今後変化していく大学で自分なりの考えや提案を発信していけるよう、たくさんのことを吸収し、スキルや人間性を高めていきたいです。
学生へのメッセージ
就職活動は大変だと思います。私も就活生のときに、周りの友達が早々に内定をもらい就職活動を終わらせていく中で、焦りや苦しみがありました。
ただ、就職活動は、将来の目標について今一度考えてみたり、自分自身を見つめ直すことができる大切な時間だと思います。先入観を持たず、いろいろな仕事を見つけ、触れることで、自分がやりたい仕事が見つかるかもしれませんよ。周りに流されず、自分の将来をイメージして頑張ってください。
私は、福井大学に就職して良かったと思っています。皆さんが福井大学職員という仕事を選び、一緒に働ける日を楽しみにしています!